豊かな地域づくりは北誠の願い。地域に貢献し、地域の皆様に親しまれる企業を目指します。

ご挨拶

このたびは北誠グループのホームページをご覧頂き誠に有難うございます。弊社は、長野県の北の先端、雪深い飯山市にて小さな会社を営んでおります。 2011年3月。東日本大震災の翌日、近隣の栄村がマグニチュード6.7という大きな地震に見舞われました。幸い死者は一人も出なかったものの、建物の倒壊は相当数に及びました。この事がいつ自分の事として起こるか分かりません。 もしその様なことが起きても、私たちは今の我が家でそのままの生活を続けていきたい。そして、家族のプライバシーを守ってあげたい。そんな思いから何か家づくりで役に立てることがないかと技術開発と製品作りに力を注いできました。 私ども社員一同は、「安心」な住まい造りを「誠意」を持って、そして地域に貢献できる仕事をしていきたいと思い日々成長して参りたいと思っております。

株式会社 北誠商事 髙柳 克章

当社の取り組み

当社は長野県の最北端、雪深い飯山市にあります。冬期間は、屋根の雪下ろしや、庭の雪片付けに追われ、暖房費用もかさむ豪雪地域です。 雪国の総合建設企業として60余年、地域の気候・風土と向き合い、自然のエネルギーを利用した熱効率のよい家、耐震性に優れた安心な住宅建築を目指し、常に新しい技術の開発をし、地域の皆様に愛され親しまれる企業を目指して参りました。 当社の建築技術は大きく分け3つあります。
  1. 在来工法
  2. 型式適合認定SWT工法(北誠SWT工法)
  3. 耐力壁SWT工法(新耐力壁工法)
1の在来工法は、柱や梁など、木の「軸」を組み立てて建物を支える日本の伝統的な工法です。2と3の工法は、我が社が考案し、平成14年ごろから開発を進めてきた木材の建築用万能ブロック「ネクサスブロック」を用いて建てるSWT工法の応用です。 SWT工法は、「スーパーウッドテクノ工法」の略名で、平成16年6月に(財)日本建築センターによる型式適合認定、平成21年6月に耐力壁評定を受けた当社の技術です。SWT工法は一般的に在来工法と比較して建築材の面で坪単価はやや高くなりますが、施工期間を大幅に短縮出来ることや建築材の再利用性を考えればその差はわずかです。 2の型式適合認定SWT工法は、3の耐力壁SWT工法と比較して材質や部材の大きさが厳しく決められており多少割高ですが、 その反面、木造3階建てまで構造計算書無しで建てることが出来ます。木造住宅の場合、償却期間が22年で、鉄筋コンクリートなどの3階建ての47年と比べ、固定資産税をおよそ520万円ほど安く出来る大きなメリットがあります。 3の耐力壁SWT工法は、3は2に比べ格安ではありますが、それでも最高強度5を大きく上回る7以上に値する強度を保つ工法です。また、北誠のSWT工法及びSWT工法で建てる耐震シェルターは平成23年、24年国土交通省による「建設業の新分野進出、経営革新モデル構築支援事業」「建設企業の連携によるフロンティア事業」等において選定され、研究開発費・試験施策費・全国広報宣伝費等の支援を頂いております。 これからも、地元地域に根付き、お客様に満足いただける住宅の研究・開発をして参りたいと思います。

会社概要

社名 株式会社 北誠商事
創業 昭和25年4月
所在地 長野県飯山市大字静間3390-1
業種 長野県知事許可 (特―3)第012181号建築工事業
事業内容 総合建設業(新築・リフォーム・リノベーション)
製作・販売/NEXUSブロック製作・販売
取引銀行 八十二銀行 飯山支店 ながの農業協同組合 飯山支所
関連会社 株式会社 北誠リゾート 株式会社 北誠商事設計事務所
資格者 一級建築士2名 一級建築大工技能士1名 二級建築大工技能士1名 二級建築士4名 二級建築施工管理技士1名 ※ この他、各種資格を取得

経営理念

北誠商事、この社名は先代の理念です。
  • 【北】北信地域で
  • 【誠】誠実な
  • 【商事】商いを目指す
  • わずかな利で地域の信頼を大事に皆様に愛され親しまれる企業を目指す
これが弊社のモット-です。 当社の建築技術は大きく分け3つあります。 技術の向上、自分の経験や知識にとらわれず、現場の職人、その道のプロ(あらゆる現場で他の指導者の下で経験を積んでいる方)の意見も聞き、1回目は簡単なおさめ方を話しますが、受け入れず、2回目はもう少し良いおさめ方が有るのではないかと正す、3回目は「あなたもプロだ、もっとプロらしい、おさめ方を提案して欲しい」これでその人の持つ100%の技術力を聞き出せるはず。ここで思ったほど良い意見が出なければ、自分の今まで経験した最高と思われる技術を説明し施工して頂く。これを常に繰り返すことが重要な技術力の向上に繋がります。これは技術だけでなく、3回意見を聞くことで、社員の成長、会社の成長に繋がります。 雪の克服、雪国で生まれ、雪の良さと、大変さを知るから、雪の良さを生かし大変さを克服したい。鉄骨造並の耐力を要する、雪に強い木造住宅構造の開発、また雪を自然のエネルギーで溶かす挑戦をしており、これは現実味を増して来ています。自然の力での冷暖房は実現しつつありこれらを生かし、庭や畑の雪を溶かしたい。これが叶えば雪国にとって地域の繁栄に結び付き、他に無い味の有る作物の生産や、雪片付けのいらない生活ができます。 特殊な技術の開発と共に社員の生活安定を図り、地域と共に地に足の着いた経営を目指し地元に於いての社員の雇用を伸ばしたいと望んでいます。

沿革

昭和25年 4月 髙柳工業所 設立創業
昭和39年 5月 株式会社髙柳工業所 設立
昭和56年10月 株式会社髙柳工業所より建設業を譲り受けて株式会社北誠商事 設立創業
平成 9年 4月 先代 髙柳敏治に替わり、髙柳博が代表取締役に就任
令和 元年11月 髙柳克章が代表取締役に就任、現在に至る